劇団印象-indian elephant-では、“10才ガールと40歳パパのための演劇シリーズ”と題して、
お父さんとお嬢さんが一緒に見られる演劇の創作を始めました。その第1弾として、
商店街の漬物屋の鍵っ子の女の子を主人公にした、短編音楽劇「鍵っ子きいちゃん」。
5才のボクも、忙しいママも、家族揃って楽しめる作品です。
劇団印象-indian elephant-
“10才ガールと40歳パパのための演劇シリーズ”第1弾!
短編音楽劇「鍵っ子 きいちゃん」
山村 茉梨乃 今井 美佐穂 村島 智之 木山 廉彬
[公演日程] 2015年7月2日(木)〜5日(日)
2日(木)20:00
3日(金)15:00/20:00
4日(土)11:00★/15:00/18:00
5日(日)11:00★/15:00
※3才未満のお子様の入場はご遠慮ください。
★印公演は、0歳から入場可。
3歳未満の小さなお子様もご観劇できます。
[会場] RAFT(東京都中野区中野1-4-4 1F)
アクセス → map
[料金] (当日は300円UP)
大人 2,500円
学生 1,500円(中・高・大・障がい者)
子ども 1,000円(4歳〜小学生)
親子セット 3,000円(大人1名+子ども1名)
★印公演…3歳未満無料
※「子ども」と「親子セット」は前売のみ。
[作] 山村 茉梨乃 [演出] 鈴木 アツト
[音楽] 村上 理恵 [舞台美術] 西宮 紀子
[出演] 山村 茉梨乃、今井 美佐穂、村島 智之、木山 廉彬
〈あらすじ〉
漬け物屋で働く父と二人で暮らす、小学4年生のきいちゃん。
お父さんの仕事はいつも忙しい。
だから、夜ご飯のときも、宿題するときも、きいちゃんは一人なのだ。
運動会を終えたある日、突然、きいちゃんのもとに、
20代後半の中村道夫という男がやってくる。
彼は、きいちゃんのジュニアシッターだと言う。
最初は、彼を怪しむ、きいちゃんなのだが・・。
10歳の女の子が、はじめて出会う“孤独”や“恋”の物語。
[共催]劇団印象-indian elephant-、NPO法人らふと
公演概要
● 作・山村茉梨乃
一昨年、10歳の山村茉梨乃から手紙が届きました。
当時私は、ミヒャエル・エンデのモモに憧れて、友達から“モモ”と呼ばれているような子供でした。
「私は今、作家を目指しています。世界中の人を幸せにしたいのです。」
手紙には、大人になるにつれて、いつの間にか忘れかけていた夢が書いてありました。
12歳になると、“舞台”との運命の出会いがあり「役者になりたい」という夢も持つようになります。
あれから10年経った、今年の夏、その夢がいっぺんに叶いそうです。
こんなにドキドキする夏は、きっと他にはありません。
あの頃の私と、22歳の私と、一緒になって、皆様に楽しんでいただけるよう精一杯頑張ります!
それでは、RAFTでお待ちしております!
● 演出・鈴木アツト
私が10才だった時、私の「親」は、どんなことを考えていたのだろう?
当時、少年ジャンプという漫画雑誌に「電影少女」という、
ちょっとエッチな漫画が載っていて、
うちの親は、それを見て、ジャンプはあまり読まないほうが、、、
なんて言っていたことは覚えている。
今、読めば、エッチなと言っても大したことない感じなんだが、
私は、かなり、ドキドキしながら読んでいた。
そんな、「電影少女」を読んでいる私に対して、我が親はどれくらい戸惑っていたのだろうか?
親の心、子知らず。子の心、親知らず。
親と子は、違う星に生まれた者同士のように、いつまでもすれ違い合う。
そして、時たま、例えば、雨上がりの空が夕日に染まるのを見上げて、
その奇跡のように美しい瞬間を共有する、ことがある。
この芝居を、そんなものにできたらと思っている。